MiYA

テリー・ギリアムのドン・キホーテのMiYAのレビュー・感想・評価

3.3
本作の予習に「ロスト・イン・ラマンチャ」を視聴済。なるほど、こういう映画を撮りたかったのか。そこまで予算がかかっているようにも見えず、やむなくスケールダウンしたのかも。

ドン・キホーテって、自分を中世の騎士と思い込んだ妄想男ですよね。この映画は、自分をドン・キホーテと思い込んだ男の話で、しかもそれが再生産されていく。この入れ子構造(?)は大変面白いです。

ただ、この映画が面白いのは、この「構造」だけかも。映画の展開はとりとめもがなく、退屈な時間が長かったです。

BS松竹東急「よる8銀座シネマ」にて。
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