このレビューはネタバレを含みます
アメリカをシニカルに扱った悪趣味・不謹慎たっぷりな作品だった。
いきなり序盤からファーストスーサイドスクワッドがまさかの壊滅状態で、私の予想を裏切る展開に。そこからもうフルスロットで、予想の覆りの連続で、面白かったなぁ。個性あるキャラクターだけに大佐や水玉野郎が死ぬのは悲しかったけど、スーサイドスクワッドの運命というか、真のヒーローとして戦って感動。
オリジナルのスーサイドスクワッドは面白かったという記憶はあるけど、内容はほとんど忘れてしまった。今作は極端に振り切ってるから、記憶に残りやすい。ウォラーはオリジナルにも出ていたが、今作は冷徹を遥かに超えた冷酷な司令塔で、アメリカ政府の象徴を批判しているように描かれていたのがなかなか興味深い。
普通にアメリカ人でもカイジュウていうんだね。