最近DVDを購入したので何度目か忘れたが再鑑賞。
思春期の少年(日本なら中1くらい?)が30過ぎの大人になってしまうストーリーだが、脚本を書いたのがスピルバーグの妹で、監督はペニー・マーシャルと女性を中心にこの名作が製作されたとゆう部分は改めて注目すべきポイントだと思う。
トム・ハンクスの演技は観てて楽しいが、子供っぽい大人ではなく、子供そのものを演じるのは傍から見てる以上に大変だと思うし、それを難なくやってるように魅せる所は本当にプロだなと。
ラストは何度観ても涙ぐんでしまう。
子供に戻った彼はこれからの成長と共に彼女を愛した気持ちを忘れてしまうだろう、それを彼女は分かっている。
それをおでこにキスする描写でさり気なく表現した、デリケートなタッチの演出が光る別れの名場面。
感受性の強かった10代の頃にこの映画と出会えて良かった。