来夢

少女邂逅の来夢のレビュー・感想・評価

少女邂逅(2017年製作の映画)
3.3
『少女邂逅』
製作・制作者側の意図なのか、映画館の意図(ミス?)なのか分からないけれど、音量が大きすぎてちょっと辛かった。いや、バンドマンなんで爆音には慣れてるけれど、音割れちゃたりこもってたりして音質悪かったので。まぁ監督23才って若さで良い機材使えなかったりとかあると思うので、音質は仕方ないだろうけれどね、音量が。
肝心な内容としては、ストーリーはまぁ目新しさはさほどないけれど悪くもない。若手にありがちな突然哲学的な台詞を喋らせてしまう感じ(哲学的な表現が悪いわけではなく台詞っぽい台詞がちょっと)に少し青臭さを感じてしまった。けれど、主演の2人の雰囲気は凄く良いね。キャラの色がしっかり出ていて表現したいであろう内面までしっかり見えてきました。人と人の微妙な距離感とかもね。映像センスは良いけれど、ちょっと狙いすぎな感じもしたかな。だけれど23才でこれだけのものが撮れるって凄いよね。おれ23才の頃ってやりたい音楽とかもまだふわふわしてたもんなぁ。
もう一つのメインである「音楽」は結構好きな感じでした。エンディングの歌声はやくしまるえつこに似てるなって思ったり。
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