配役が完璧だと思いました。
どこか寂しい遊園地とビーチが舞台で、夏の夕暮れと雨、空気感が伝わってきて好みでした。
ケイトウィンスレットのイライラした中年女性ぷりと、身体の線も崩れてきたところが、また色気を感じて。現実を受け入れられない欲求不満爆発!みたいな中年女性役似合う。レボリューショナリーロードの時みたいな。
ジャスティンティンバーレイクの色男ぷり。絶対惹かれてはならない部類の男だけど…
ケイトと粗暴な主人は再婚同士。
彗星のごとく現れる前妻の娘。眩しいくらいの若さと魅力。
何も知らない貧乏で粗暴な父。
放火ばかりするケイトの実子w
巡り巡る観覧車は同じところを巡るだけで
どこにも連れて行かないし、変わる景色をみせるわけでもない。
哀愁漂う人生を表しているけど、悲惨さは感じさせないところはウディアレンのユーモアかなと思ったり。
面白かったです。
しかし、放火してばかりの小さい息子、
一体どうなるんでしょうね。