1986年のチェルノブイリ原発事故後のドキュメンタリー映画。U-NEXTで鑑賞。
前半は『チェルノブイリハート』です。
事故から16年後の、甲状腺ガン専門病院や精神病院、遺棄乳児院などの様子が報告されています。
題名の『チェルノブイリハート』は心臓疾患の呼び名です。ウクライナ人は心臓に穴があいている症状のことをそう呼んでいるそうです。
後半は『ホワイトホース』
20年ぶりに自宅を訪れる男性のドキュメンタリーです。原発から3キロの町に住んでいた当時の様子を生々しく語っています。
映画の冒頭とラストに、日本人へのメッセージが流れますが、日本人だけでなく多くの地球人に見てもらいたいと思いました。
想像するのと実際の映像を観るとでは全然違います。
「今月の電気代、高かったわー」なんて、のんきに言っていられなくなりました。
この映画とは全く関係ないけど、松田聖子の『瑠璃色の地球』がどんなに素晴らしい曲か、やっとわかった気がします。
ただ、私はこの原発事故についての知識に乏しいので、このあとドラマ『チェルノブイリ』を鑑賞したいと思います。(こちらもU-NEXT)