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囚われた国家のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

囚われた国家(2019年製作の映画)
3.0
エイリアンに統治された社会での抵抗を描いた映画ということでいいだろうか。

ブレードランナーのような暗い未来都市というよりも少し前のバブル崩壊後のシャッター街みたいな雰囲気とアナログな通信はデジタルからの抵抗ということなんだろうか。

そもそもエイリアンが地球を統治して何千万年が経っているんでしょうか。

宇宙人はなんかライチの化け物みたいな感じでトゲトゲで出てきたけどこの辺はわざとらしく作っているんだろう。

アイゼンハワーはエイリアンの技術と引き換えに地球人の命を差し出した。

そして2020年に始まったパンデミックで世界中の人たちは自ら進んで注射をして監視社会は出来つつある。

こんな暗い映画よりも現実の方がもっと鳥肌ものだし、上手い具合に出来ている。


ブレードランナーやスターウォーズ並みに注目されてもいい内容だがこの暗くウジウジした描写ではそれも無理。

なぜジョングッドマン?

ケヴィンスペイシーやジョージクルーニーだったら映画は変わっただろうか。

この手の真実を伝えようとする映画は荒唐無稽のSFにしか出来ないのだろうか?

スピルバーグだったらどう描いただろう。
キューブリックならどう描いただろう。
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