個人が途方もない年月をかけて作ったストップモーションアニメって事は知っていた。それしか知らなかったので驚いた。
冒頭で廃墟の空間の作り込みを見たときに『マジで?』っとつぶやいた。俺も2000年ごろに富岡聡のSiNK って個人制作の3Dアニメを見たときに衝撃を受け調理師をやめ3DCGアニメーションの沼地に入っていった。
とにかく映像作品を一人で作り切るとは瞬間的な熱狂と想いが爆発しないと作れない程きつい。一人で作ってるからこそ、作者のケツの穴がビジュアルにしみだしてしまう。短辺であってもその濃さは十分伝わるだろうが、2時間って。。。。7年制作って。。。
JUNK HEADの世界のオブジェに囲まれて現実世界を生きる作者はまさにその世界の神であり、あちら側こそが彼にとっての世界なのかもしれない。