なかなかよかった!
主人公の性格悪い理由や、父親を避ける理由が、母親を失った悲しみの裏返しだったり、
悲しい日であり避けたい日である誕生日に殺されることにより、よりによって誕生日を繰り返さなければならなくなる設定であったり、
二段構えのオチであったり、(もし一段目で終わってたら結構ガッカリでしたけど。)
意外としっかりしたプロットで感心しました!!
ラストの三段目と見せかけてのギャグ的なオチも、まぁ良かった(笑)
『ハッピー・デス・デイ』というタイトルも、そう思うと、なるほど上手いこと言う。
主人公がどんどんイケメンになっていってて、最後のほうなんか自ら死を選んでリセットしたりと、なんか『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたいになってて面白かったです(笑)
中盤、主人公が自分の過去や哀しみと向き合い、父親と本音で話すシーンはジーンときました。
ただ、主人公が心を入れ替えて良い人になろうとするきっかけが、唐突すぎて無理矢理な気もしましたが。
毎回殺されてるわけで、何かそれを超えるような特別なことがないと、きっかけとして認識しづらいというか。
同じく、なぜカーターを好きになったのかも、理由が弱い。
そこだけ残念。
あとは、一応ホラー映画なのにほぼコメディ的なテンションで展開される物語は、
ホラー苦手な私でも安心してみることが出来ました(笑)
パッケージのお面、なぜかウサギだと認識してて、いざ映画見ると耳がなくて、あれ?って思ったのは私だけではないはず…(笑)