トランスマスター

ハッピー・デス・デイのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
4.0
♯179 これは『カメラを止めるな!』くらい好きかも。

ルイジアナ州の寄宿制の大学に通うビッチな女子大生が主人公(以下ツリー)
意識高い系のクラブに所属して、キャンパスライフを満喫。18日の月曜日の誕生日に大学のマスコットのマスクを被った殺人鬼に殺される度に毎回誠実なカーターのベッドの上に舞い戻るタイムリープストーリーです。

◆良い点/注目ポイント
・ホラーやスプラッターな要素も無く、言葉の下ネタはあるものの視覚的なエロシーンも無くお茶の間や電車の中でも楽しめる作品です。
・主人公が、生還するたびにホラー映画で真っ先に死ぬキャラから、最後に生還するキャラへと成長するところが、見どころです。
・毎回繰り返される日常に対するツリーの反応が、最高です。キャンパスで学生が倒れた後の♪壁にビールが64本♪の歌の歌詞が頭に残ります。
・ツリーの来ているカーターのラグランスリーブのロンTが欲しいです。

◆改善点
・他の要素が楽しくて、メインテーマとなる不気味なマスクが、ツリーを殺しに来る事がどうでも良くなってきます。
・冒頭のUNIVERSALの地球の映像のタイムリープは、工夫がありましたがあれを『BTTF』のレトロなUNIVERSALの地球でやると100点。

◆総括
・ハリウッドスターや、莫大な予算が無くても楽しい映画を作れるのは、すごいです。『スーパーナチュラル』でディーンが、何度もタイムリープする回と同じくらい夢中になりました。
あのマスク
ハロウィーンの仮装に良いかもと思って検索したら…。案の定
製品化されていました。

-2019年179本目-