このレビューはネタバレを含みます
金曜ロードSHOW
原作未読 ２回視聴
１回目 リアルタイムで視聴。若干ながら見。
だいたいのストーリーは把握できたけど、なんだか入り込めず。所々雑に飛んでる感があったのは、かなりカットされてるせいか？
特に感動する事も泣く事もなく終了。
ただ、ひよりちゃんと小日向さんの演技は素晴らしかった。
後日職場でこの話になり、以前カット無しで観た人は号泣したと言っていた。
私がそれぼどでも…というとかなり驚いていた。
こちらのレビューでも評価は高いし、私がおかしいのかしら？と思い、もう一度ちゃんと観てみようと決意。
２回目 録画してあったものを真面目に視聴。
結果、１回目とあまり変わらなかった。
相変わらずひよりちゃんと小日向さんの演技には感動したが、菜々子さんが…。
なぜか菜々子さんと小日向さんには深い親子愛が感じ取れなかった。
最後の娘が父親の首をしめるシーン。
二人の壮絶な人生。父への最高の愛が自分で父親の人生を終わらせてあげる事。
最高の見せ場だろう。心震えるはずだ。
でも私は何も感じなかった。
小日向さんの影が倒れる。その後建物が火に包まれる。
「あ、死んじゃった」←私の心の声。
なんだろ、菜々子さん可愛すぎた。
壮絶な人生を歩んだゆえの影のようなものが感じられなかった。私からするとGTOのまま。なんか残念。
私が一番心震えたのは、食堂で出会った男がひよりちゃんにバイトしない？って声をかけ、その後ひよりちゃんを車に連れ込むシーン。
ドアが閉まってから映し出される車の数秒間が恐ろしくて恐ろしくて。
あのシーンが一番頭から離れない。
壮絶な人生を歩んで来た親子。
最後は最高の愛で父の人生を終わらせる娘。
なんとも切ない話だ。
入り込めなかった私が残念でならない。
