このレビューはネタバレを含みます
3人目のお爺さんの言葉が沁みる。いい事あるよ、とか周りが悲しむよ、なんて事は充分本人も分かっていて、それでもきっと勇気を振り絞って辿り着いた先の行動。
意見しつつも意思を尊重してくれて、でもほんの小さな幸せを思い出させてくれて、きっと私も揺らいでしまう
乾いたイランの風景がとても綺麗で…シリアスな内容ながらも少し癒されました。生きるには辛く、去るには美しすぎる世界。
感情移入したところで、ラストで現実に引き戻されて少しホッとしました。反則的な手法なのに不思議と嫌じゃない