渇いた景色とつづら折りの道、摘んでは棄てられて積もる土山、砕石機のなかで転がる岩と自らが没するための穴。
砂塵のなかで自らの人生を見つめかえすかのようなシーンはかなり印象的。
イメージや心象の反復が…
終始車の中で展開される物語ではあるけれど、その中に主人公の心の揺らめきがほんの少し見える。ただそれが逆にリアルで、「人間とはこういうものだ」というのを突きつけられた感じ。最後に出会った剥製師のときな…
>>続きを読む・基本的には車中の会話劇。自殺幇助に相応しい人を探す目が絶妙。最初は砂を20回かけて埋めて欲しいという依頼だったが、失敗を経て微妙に相手への負荷を減らしているのがツボ。
・工事現場?の青い制服の人…
いい映画
砂埃、イランの夜景、穴の全貌はずっと見えない
眠っているだけかもしれないから小石を投げてほしい、それでも起きなければ肩を揺すってほしいと頼んだあとに見た飛行機雲やスポーツをする子どもたち、…
ネタバレ注意
やっぱり考えた結果ラストのメタ演出は不必要で、適切な使われ方じゃないと思う。
バディの内面が事象や風景に反映されるという古典的な手法からはキアロスタミの映画に対する愛を感じられた…
途中までは老人に対して自分が死ぬことを前提とした話を続けていた主人公が老人の語る「目に映るが傷を負った人々では感じ取れないこの世の美しさ」というものをカップルの記念撮影というものを通して不意に感じ取…
>>続きを読む基本的に出会う人々はみんないい人
お茶をくれたりオムレツをくれたり
同じところをぐるぐる走り続ける 土と砂だけの世界
序盤はカメラも車の中から出ない
兵士と神学生は自殺を止めようとして手助けを断る…
(C)1997 Abbas Kiarostami