自分用備忘録
1990年代のイラン映画ということでイランイラク戦争後の復興期と思われる
今風に言うと大型クレーンやらブルドーザーやらで復興開発しているなかそこそこ裕福そうな車持ちおじが自殺幇助し…
他人の痛みを感じるのは不可能だ、というセリフはまさにその通りだと思った。いくら共感しようにも(したように感じても)それは全く同じ痛みを感じているとは言えないし、証明することもできない。
イスラム教の…
最初に観終えた時、あまりにも面食らいすぎて感想が上手く言葉にできなかったです。そもそもラストシーンで何が起こっているかすぐには理解できなかったし、映画に禁じ手なんて無いと思いつつも「それはやっちゃい…
>>続きを読む単調ながらもセリフで魅せる映画。
脚本もキアロスタミ監督で、「いかに生きるべきか?」というような、本人の脳内会話を見せられているよう。
「神は寛大だから、無理に生きよとは言わない。だから、人に自…
イランの乾き切った砂地と最後に降った雨。
答えを出さないところが救いだった。
答えを出されていたら私はこの映画の生死観を疑っていただろうな。
景色や空気感、自然な役者さんたちが素晴らしかった。
…
渇いた景色とつづら折りの道、摘んでは棄てられて積もる土山、砕石機のなかで転がる岩と自らが没するための穴。
砂塵のなかで自らの人生を見つめかえすかのようなシーンはかなり印象的。
イメージや心象の反復が…
終始車の中で展開される物語ではあるけれど、その中に主人公の心の揺らめきがほんの少し見える。ただそれが逆にリアルで、「人間とはこういうものだ」というのを突きつけられた感じ。最後に出会った剥製師のときな…
>>続きを読む・基本的には車中の会話劇。自殺幇助に相応しい人を探す目が絶妙。最初は砂を20回かけて埋めて欲しいという依頼だったが、失敗を経て微妙に相手への負荷を減らしているのがツボ。
・工事現場?の青い制服の人…
(C)1997 Abbas Kiarostami