「児童文学への興味の一歩にする」というのがこの映画の目的なのであれば、おそらくそれは大成功なんじゃないでしょうか。
動物はコミカルだし、
よく分からん敵役のオッサンも出てくるし、
いわゆる恋愛要素もない。
原作のターゲット層(ティーン以下?)にはしっかり刺さりそうな出来具合なのだけど、まあ大人の目線で見てしまうと評価は落ちますよね。
ハリウッド映画、と名のつくものを観に行くとお約束のように出てくる「家族愛」「社会性」「不穏な(次回作を示唆する)結末」がなかっただけでも個人的には高評価ポイントかな?
今回は吹替版を観たのですが、豪華声優陣による安定の演技もよくて、家族でワイワイ楽しめました。しかしこれ、藤原啓治さんの遺作なのか…合掌。