KEiGO

クワイエット・プレイスのKEiGOのネタバレレビュー・内容・結末

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

"Quiet please..."

面白かった!
主役のエミリー・ブラントがちゃんと喋るのが開始1時間後という徹底したクワイエットぶり。
「無言のシーンが続いて退屈」とのレビューも散見されますが、何が起きても声を出せない緊迫感が常に張りつめており、僕はずっとドキドキしてましたよ…!(単純)

娘リーガンは聾者なのですが、彼女を演じたミリセント・シモンズも聾者だったんですね…!
声が出せない世界に耳が聞こえない人物を掛け合わせたのが斬新でした!
しかも彼女がキーパーソンになりますし。

宇宙からやってきた謎の生命体は鋭敏な聴覚を持っています。でもそれが分かってるなら、「超デカい音とか超低周波や超高周波は逆にダメージ与えられるんじゃ…?」ってのは誰か気づけそうなものですが、それは『宇宙戦争』同様ツッコんじゃいかんぜよ。

滝がセーフティゾーンなら、滝の裏に洞窟を掘って、そこで臨月を過ごせばいいのに…。
とも思っちゃうけど、息子が滝のことを知らなかったことから察するに、最近気づいたんだろうなぁ。

あと音出しちゃいかんわりに家に物多すぎ!
生命体は聴覚凄いのに鼓動を聴き分けて狩りをする能力はないんだね。

おぉ…ツッコミ欲を抑えられなかった…笑笑
でも数あるツッコミどころが気にならないくらいストーリーが面白かったですよ!
尺も90分とちょうどよく、気負わず観れるのがよい。
金曜夜のポップコーンムービーとしてオススメ。
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