咳するのめっちゃ我慢した。
冒頭から静寂の中、物音一つ一つがズキズキ脳に響く。
音をテーマにしている作品だけあって、音のクオリティが高い。小さな音でも全ての音にしっかりと存在感があった。
音を出したらダメって割と原始的なホラーの設定だが、音を立てない「生活」ってある意味発明レベルで何してても怖さが持続するいい設定だと思った。こんな設定、必然的に没入度満点になってしまう。
緊張感はかなりあり楽しめたが、冷静になると世界観の設定に要所要所で疑問を感じた。
滝の前で話せるなら、そこに住めば良くね?とか爆音車でどっかにバケモン誘導できね?とか。
結局、沈黙からドン!が一番怖いっていう古典的なことを改めて気づかせてくれた作品。