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トップガン マーヴェリックのcoyoteのレビュー・感想・評価

4.4
トップガンの初作なんて、事前の復習してないどころか、子どもの頃に茶の間で夕飯食べながらTVで流し見した程度の記憶しかない。
しかしそれでも、「まんま、トップガンやんw」とマスクの下でほくそ笑んでしまう。オマージュどころではなく、いい意味で丸パクレベル。
構成も演出も「ああバブル期のハリウッド映画ってこんな感じだったよね〜」と懐かしくなる。でも、青春映画寄りでストーリーが浅めに展開する初作よりも、ミッションに向けての積み上げがしっかりしている。

しかし、トムクルーズ、本当にすごい。
「おいおい、空自の戦闘機パイロットなんて強力なGで頸椎や腰やられて30代で引退するのに、その歳で乗っちゃうの?」という私の冷やかしを打ち消すかのように、冒頭登場シーンからムキムキボディを披露。
実際撮影も、飛行中のコックピットの中で行われたというのだから、MIシリーズといい、どんだけだよ…と感嘆しか出ない。
まさに、Marvelous Maverick!

そういう、そんな無茶な展開あるんかい⁉︎的な突き抜け方含めて、突破力のあるエンタメ映画でした。

ただ、なぜかやたら字幕が大きくて、最初はそっちにばかり目がいって英語が耳に入ってこなかった。トップガンを見た世代は老眼年齢だから?飛行シーンでマッハの勢いで飛び交う通信言語で目が追いつかないから?知らんけど。

auro maxのシアターは初めてで期待を膨らませたものの、アメリカ映画との相性が悪いのか音響的な感動は得られず。
音速の世界に没入するにはDolby atomos かIMAXがやはりいいでしょう。
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