お腹ポン太

トップガン マーヴェリックのお腹ポン太のレビュー・感想・評価

4.2
オリジナルが楽しい映画だったことを覚えてるが、物語を忘れWikiで おさらいした程度なので話に着いていけないことがあった。(隣のババァがビニール袋を ずっと触ってたことも要因)
ジェニファー・コネリーが どんな役か最後まで分からなかったが、
最高に楽しい気持ちで映画館を出られた。

それは昨今 主流の、アニメ的に描画したのか、頑張ってカメラに納めたのか よく分からない映画が蔓延る中、
オリジナルのトップガンよろしく、「映画は これだけ出来るんだ!」という熱意を本作に感じられたことが大きい。

私は「太陽を盗んだ男」をはじめ、実物で撮るしか方法が なかった いわゆる”昔の映画”を尊敬しているが、
「マッドマックス」を観てから その表現を避けようと思った。
それから経ち、私の その思考に拍車を掛けるように、本作は馬鹿正直に実物主義でオリジナルを踏襲したのである。
(監督の「トロン・レガシー」へのアプローチに近い)
映画好きとしては、本作を多くの人が楽しんだことは撮った意義として大成功なのではないかと思う。

撮影的なところで言うと、夕陽の橙色がノスタルジーな感じで印象的だった。
また、戦闘機の主観でグルグルすることは あんまりなく見易かったと思う。

トップガンだからトム走りは あまり期待していなかったが、中盤 半裸トムがボールを持って0.6秒ながらも走っていて安心した。
その後、ちゃんとクライマックスに森で元気に駆けていたので しばらく安眠できそうだ。

揚げ足取りだが、なっち翻訳は やはり気になった。
侮蔑の意味で”Old men”と呼ぶのを”おじさん”と訳したり、(おじ↑さん↓だと!)
“アフターバーナー”を そのまま書いていたり、
「偉そうかな」と、なんか日本語として気になる。

隣のババァは、紳士的に注意したら一発で分かってくれた。
過去は水に流そうと思うが、自分で気付き辛いけど映画館で音&臭いには是非 気を付けましょう!
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