このレビューはネタバレを含みます
“ぶっ込み”のない「凶悪」(監督同じ)と言った感じだった。
怒号するような人が出て来ず、
日常の中での出来事として描写されていたので、思わずゾッとしてしまうところが けっこうあった。
淡々と自供する犯人の異常性や、ミイラ取りのように事件へ のめり込んでいく青年のピュアな感じが際立っていた。
以下、細かい ぶっ込…ツッコミ。
・アザの人の容姿がコミックの実写並みに現実離れしてて怪しすぎる
・割と人通りがあるところで犯行が何回も行われているのに誰も見てないところ
・夫に絶対 言えないことを台所で話す中山美穂
・主人公の犯行後、脈絡が省略され過ぎて何故か主人公の家でスタンバってるように見えたサイコ少女。夢の描写かと思った。
タイトルの意味について、存在を否定された子供の持つもので、それが伝染していったのが この事件であると思った。