誇りをかけて飛ぶ…
マーヴェリックは、かつて自身も厳しい訓練に挑んだアメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称「トップガン」に教官として戻って来る。父親と親友を空で失った過去を持つ彼の型破りな指導に訓練生たちは反発する。そんな彼らの中には、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースターもいた…
ストーリーはこんな感じ。
前作"トップガン"から36年振りとなる続編この作品を観ると前作がこの作品の壮大な"前振り"でしか無かったと思えるね。
オープニングは前作と全くっていいほど一緒。"トップガンアンセム"に乗せて空母から着艦&発艦する戦闘機が映し出される
こんな感じのシーン、マーヴェリックの乗るNinjaと戦闘機の並走シーンもまるまる一緒だし。後、やっぱ前作との繋がりも多いよね。初登場となるペニーも、セリフベースでは前作で出てきてるし、ペニーのバーでルースターがピアノを弾くシーンも前作では同じ様に父親のグースが弾いてたもんなぁ…
後、前作では要らなかった"恋愛パート"がちょこっとしか無いのも良いよね。だって戦闘機のパイロットって、いつ何時敵に撃墜され死んでしまうかも知れないのに、恋愛にうつつを抜かしていいのか?って思うもん。今回は、その分戦闘機のシーンが増えてるよね。特訓のシーンやドッグファイトシーンとかね。
それにしても、トップガンに来るエリートパイロットって花持ちならない奴が多いんだよね。自分に対する"自信"も強ければプライドも高い。その中でも特に酷いのは、
"ハングマン"!まぁ"見下し感"が半端ないよね。そして、その態度は最悪だし…
グースの息子ルースターは違う意味で厄介
だよね。ルースターの母親から頼まれ、グースの願書を抜いていたのがマーヴェリック。それを正直に話さないからルースターから恨みを買う羽目になったしね。
でもこの作品で1番印象的なシーンは戦闘機のドッグファイトシーンでも無く、ましてやマーヴェリックの恋愛のシーンでも無い。アイスマンにマーヴェリックが会いに行くシーンが、1番だよね!
アイスマンは喉頭癌を患ってる設定なんだけど、アイスマンを演じたヴァル・キルマーはホントに喉頭癌を患っている。シーンとして、ほんのちょこっとなんだけど、かなりキツかったはずだもんね。だから、アイスマンとマーヴェリックのハグシーンは熱く胸に残ったなぁ…
違う意味で印象に残ったのはマーヴェリックがルースターに「考えるな!動け!」って言うんだけど、それがブルース・リーの
"Don't think feel"みたいで笑えたわ…
そんな所も最高な映画でした…