これも紛うことなき純正サメ映画です。

前作「フィッシュ・レース」https://filmarks.com/movies/57997 で主人公のちっこいサメに撃退され、人間に捕獲されていたはずの悪役のサメが復讐のために戻ってくるというストーリーです。

前作はよわっちい主人公がサメから恋人を奪還するために亀の師匠から戦い方を学ぶ「ベスト・キッド」風味でしたが、本作は時が過ぎて主人公とヒロインに子供ができ、サンゴ礁のコミュニティを守るという「コブラ会」風味を感じます。

悪役にスパイとしてコミュニティに送り込まれたちっこいサメ・ロニーのキャラクターも良いし、造形に見慣れたせいもあってちっこい魚ジュニアも可愛らしかったですし、前作より楽しめました。あと、エンディングもよかったですね！ ただ、タイトルの”レース”は一切ありません。なんでこんな邦題なんだろうな……

• #サメ映画100本ノック

海を護る偉大なる竜よ…

一作目にて死亡したかと思われたチンピラ・サメのトロイ。実のところ身動き不能な檻の中で謎の注射をされる拷問を受ける毎日を送っていた。通りがかりのサメの手を借りて脱出したトロイは復讐を誓う。

一方平和なサンゴ礁。帰ってきたトロイによる宣戦布告を受けた住民たちはパイの元、来たる決戦に備えて修行に勤しむ。パイの根性論に次ぐ根性論に嫌気も差した頃、サメの送り込んだスパイ・ロニーの謀略によりパイの元から皆消え去り…みたいな。

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水族館の飼育員がキメながら作ってる。
前回身に付けた”海の力”なる謎要素が当然のように使われるのがまず面白い。下手なサメ映画よりずっとサメ映画してるのでサメ映画だと思います。

前作より6年おいての作品のためクオリティも数段上がっておりタイトル以外は何も違和感が無いです。僕が狂った説はあります。
亀が竜に乗る画なんかここ以外で見れること無いと思う。多くの人間はそんな光景を見ずに寿命を終えると思うと感慨深いです。

個人的に気に入ったのは、飛び跳ねるだけの貝と、「じゃあもっと頑張ればいいんだ」と、ブラック過ぎる「人間大好き！お陰で目が増えたから！」という奇形魚の発言です。

サメが出てくるので鑑賞しました。
前作で敗北し、人間に捕らわれていたサメのトロイが逃亡し、復讐にやってきます。トロイは人間の力で凶暴化していて、必殺のトルネードでも太刀打ちできません。サンゴ礁のリーダー、パイは、スパイとして潜入したサメのロニーから多くを学び、サンゴ礁の住人それぞれの得意なことを活かした作戦を立案・実行し、サメ達を迎え撃ちます。熱い展開も沢山あります。
魔法使い筋肉亀師父はその命を賭して『海の力』を使い、龍を召喚します。なんだよそれ。
相変わらずチェイスシーンはあるんですが、レースはないです。なんで『フィッシュレース2』なんてすかね。