全女性がときめきそうな東出くんのかっこよさと、全女性に嫌われそうな主人公の女の物語でした笑
いやー、東出くんかっこよかった。
前半のヅラの不自然さを置いといてもその後はナチュラルにすごくかっこいいし、ヅラの方の時のちょっとサイコパスっぽい感じも似合うし、いいなぁ、手が大きい人ってなんかきゅんとするよね。顔触られるのとかね。いいよね。きゅんとするよね。
以下、ネタバレるかもです。
なんだが、それ以外ははまれませんでした。
序盤からすごく気になってたのが、主人公朝子の化粧。
内気で、大人しくて、清楚系で、でも芯は強いという設定なんだとおもうんだけど、その設定で下まぶたに黒のアイラインをがっつり引くのはなんでなんだろう。なんとなくちぐはぐしてるなぁ、と序盤から思っていた。
ちぐはぐを更に突くと、亮平との出会いのシーンで朝子が他所の会社に来てるのに「失礼します」も挨拶もなく無言で会議室に入ってきたり、人といるのにやたら無言だったり、「それ大人しいからとかじゃなくて大人としてダメじゃない？」と思うシーンがちらほらあるし、育ちも良さそうなのに普通に両肘つきながら食事してたりとか、あの食べ方はあえてなのか？演出なのか？とか無性に気になって。あとエレベーターでやってきたのに非常階段で帰ろうとしたのはあざとさ？天然？なんなの？と、やだ、私なんか嫌な女だわ笑
まぁ何が言いたいかと言うと、朝子の育ってきた背景も、人として実在してる感じも歴史も感じられなかった。そして、同じことが人と人との関係の薄さにも言えた。
突然消えた昔の恋人に、会いたかったのはわかる。そんなこともあるでしょう。
が、それにしても軽すぎないか？
会いたかった衝動は、今の彼との5年間の歴史とか情とか思い出とかを３秒で捨てて即決できるほど凄かったのか？なのにそのくせ翌朝にはあっさり帰るの…？もうその辺理解不能すぎてただ腹が立ってイライラしてました笑
その上、麦もサイコパス気味に急に現れたのにあっさり引き下がるし。意味不明…！なにしに来たの！
愛には逆らえない、ことが、世の中にはあるのはわかる。
でも、逆らえないほどの愛を描くなら、それなりの説得力がもうちょっとほしかった。
あと同じ顔設定になんの意味があったのか…謎。これから考えてみます。
期待していただけに、ちょっと残念でした。
