アもん

寝ても覚めてものアもんのレビュー・感想・評価

寝ても覚めても(2018年製作の映画)
4.5
インドなので、
AIKO I &IIという英題で、見たことない!と勘違いし、もう5年ぶりの鑑賞。
早稲田松竹の映画館でみて、
外に出て、うぁーーー!!!
って昼過ぎの早稲田通りで大きくため息をついてしまったのを思い出す。
それくらい良かった。

この時から東出すげえ良くなったな!
と思ったらそういうことでした。
というのも置いておいて、
キャスティングが神がかっている。
そして演技を際立てるキャストへの
濱口さんの演出がやはり凄いのだろう。

セリフもストーリーも全てだけど、
カットがすごいのが多い。
特に最後の川沿いで晴れていくの?凄くない?

『この車いる?』
『なんにでも好きなことやったらええやん
弁護士でも、美容師でも』
同じ顔で同じ口調で似たレベルの冗談を言っても、こんなに人間らしさの差でる!?

『俺にはなんぼでも代わりがいるねん』
っめ駐車場でスマホを投げる。
そういうこと!

あー何度でも観よう。
やはり邦画ちょっとちゃんと観よう。、

最初に見た感想↓
嫌いなタイプの映画だ、、
あんまり好きって言いたくないなぁ、
なんて思いながら観たにも関わらず、引き込まれてしまった。悔しい嬉しい。
なんなのかなぁ。
苦しい悪夢みたなぁなんて朝起きて、けど心にじわーっと優しさが広がってるなこれ、なんだこれ、っていう感じをこの映画から感じられました。
アもん

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