だだち

さよならの朝に約束の花をかざろうのだだちのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出会いと別れの物語。
別れができずその者に固執する者、別れに執着せず布のほつれのようなものと言い忘れようとする者、出会えたことに感謝し、新たな出会いに前向きに生きていく者。
別れの民と呼ばれた者たちが、別れとどう向き合うのかが面白いと感じた。
この物語では、別れは次の出会いを与えてくれる物で、悲観的にならず前向きに捉えているのが印象的だった。
特にマキアとエアリエルがあんなに心の支えにし合っていたのにあっさりと別れ、エアリエルは命を紡いでいくという展開には驚いたが、別れがあったからこそ最後の感動的なシーンがあるんだろうなと感じた。
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