ドキュメンタリーを思わせる映像で見入ってしまった。フロリダの青空にパッと映えるパープルのモーテル。そこで営まれる貧しい親子の生活。驚いたのは子役たちの自然な演技。これ台本あるの?というくらいリアルな子供たちが見ていて微笑ましかった。どんな生活の中でも子供達のあどけなさは変わらないなぁ、と。ただ今は可愛い子供たちもティーンになってから、その貧困の連鎖に巻き込まれていくのが目に見えてそれが辛い。あまりにも自然な演技と、美しい映像だからこそ、抜け出せない貧困がひしひしと迫ってきた。ムーニーが最後泣いたところは見てるこっちも泣きそうになった。確かにムーニーを今のうちにこの劣悪な環境から引っ張り出すべきだとは思う。でも、彼女の涙をみるとやるせない気持ちになる。ラストは唐突で驚いたが、じっくり考えてみたい。
追記 二回目鑑賞
ムーニーの最後の泣くシーン、名演技すぎんか??あれ子役の実力ありすぎる!!ちいさい子が悲しくて泣くほど胸が締め付けられることはない。本当に涙がポロポロでた
家族で見て、気まずくなるのを避けるためのファミリー鑑賞安心度(点数が高いと安心)
3/5 話が暗い。直接的な描写はないが、売春やドラッグの存在が匂わされる。小学校高学年ぐらいなら、「こんな生活をしている人もいるのか」と子供にとって良い発見になるはず