タイトルとは裏腹に現実的な作品だった。潔い終わり方に呆然とした。
富裕層に夢として消費されているdワールドのすぐ隣は厳しい現実世界。自力で環境を変えられない貧困層の子供たちにとって は何の意味もない夢の国。張りぼての夢を楽しめていた自分が脳裏をよぎってラストシーンはなんともいたたまれない気分に。
支配人のやれやれ感がいい味だしてて、この映画が邦画の貧困家族映画のようにどん底まで暗くならない良いバランスを保ってくれていて良かった。
今は可愛いムーニーもこのままだと母と同じ仕上がりになるはずだから切ない。貧困層の子には夢の国より児相や近所の大人の助けが必要だなーっていうただのリアルな感想。子役がうますぎてドキュメンタリーチック。