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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスのhuaのレビュー・感想・評価

3.8
Amazon prime間もなく配信終了なので鑑賞。

ニューヨーク公共図書館の日常を映した3時間25分のドキュメンタリー。
長い。とにかく長い。
何回にも分けて鑑賞。
図書館の担う役割とは、多岐に渡るのだと理解した。
紙の本を貸し借りするのはほんの一部で、沢山の分館で繰り広げられるありとあらゆるテーマでの講演会、ホールでの演奏会もあれば、就活支援やパソコン教室、それもどこも活用する市民で溢れている。

ナレーションも説明の字幕も一切ないため、誰が誰に対して話しているのか、何の作業をしているのか、全く分からない場面も多数。

とはいえ、本館のその建築も素晴らしく、予算も膨大。市だけではなく民間からの寄付で運営されており、莫大な予算をいかにして使い、さらに予算をいかに増やすかと幾度となく話し合いされている場面も多かった。
日本の図書館とは規模も目的も全く違うのだと思った。

この世界でも有数の図書館を好きなだけ活用できるニューヨーク市民が心底羨ましい。

それにしても長い。
フレデリック・ワイズマンのドキュメンタリーは初めてで、『ボストン市庁舎』(4時間半)、『ナショナル・ギャラリー』(3時間)も観てみたいが、二の足を踏んでしまうなぁ😣
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