安堵霊タラコフスキー

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

3.5
普通なら図書館の説明とかをナレーションで入れたりするところをそういうのを全く挿入しない点とか、講演とか会議の場面が多いせいで前半の二時間弱の時点で相当長さを覚えた点とか、とにかく良くも悪くもワイズマンって感じの作品。

でも図書館って場所柄のせいでいつも以上に人間が話す場面が多かったからウトウトする箇所もそれだけ増えてしまったので、やはり自分は動物が殺されたり人間が何か話す以外の行動をしているものでないということを改めて思い知った。

とはいえ締め方はこれまで以上にクールなものだったように思えたから、これだけでもちょっと許せてしまう自分がいる。