男はくらいよ監督さそり

マーウェンの男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

マーウェン(2018年製作の映画)
4.0
究極のオタク映画、フェチ映画、トラウマ克服映画。
フェチとフィギュアオタクの心情を完璧に描いてると思うが、主人公は差別主義者に暴行された被害者という点がアメリカの病んだ部分を描いてる。悪役がナチスというのも闇を感じる。
しかも実話。
CGフィギュアと実写の境が無く、フィギュアの世界だけでも十分に面白い。タランティーノっぽいのが良い。
スティーブカレルはこういう役は絶妙!脇役の女子たちも皆良い。ただ、ニコルの元彼はどうなったとか、バックトゥザフューチャーのパロディは要らないとか疑問な部分はあり。