Frengers

宮本武蔵のFrengersのレビュー・感想・評価

宮本武蔵(1954年製作の映画)
3.5
合戦の左vs右に象徴される横移動と場面転換に使われる手前と奥の移動が良かった。高所にとどまらざる終えない三船敏郎の馬に乗る、殺陣、全力疾走シーンが気持ち良く、彼がいなければ成立しないだろう映画。とにかく大変そう。終始男はバカに、女は魔性の存在として描かれる。
西部劇のようなロケとスタジオの使い分けと照明が良く、カメラワークのクローズアップの効果は良く分からない。
油の乗り切った三船敏郎を見ることが出来る眼福な作品。
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