勝五郎

宮本武蔵の勝五郎のレビュー・感想・評価

宮本武蔵(1954年製作の映画)
4.5
三船敏郎の宮本武蔵。

現代のカッコいい役者さんは皆いわゆるイケメンというヤツで、顔が小さくて優しいハンサム君達ばかりな気がしてならない。
三船敏郎がイケメンじゃない…と言うわけではないのだ。あの頃いろんな種類のハンサムがいたのではないか?

そんな事を思いながらワクワクと観た。

苦悩する主人公はさながら菊千代の様だ…と、まぁそんな彼のイメージもある程度のスタイルとして出来上がっているのではあるけれど、やっぱりカッコいい!

八千草薫も可愛いけれど、岡田茉莉子と対照的な可愛さであり、そこはすっぽりとはまっていますね。
個人的には水戸光子がいい。

原作を当然知っている世代だから、その映像化とくれば楽しみは倍増、勿論失望する場合だってあるだろうけどね。

そしてやっぱりチャンバラ(笑)は楽しい。
勝五郎

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