スタッフさんたちのやりきった顔が見えるよう。
セットがダンボールのみにも関わらず展開が突飛で飽きない上にちゃんと常識的にツッコミを入れる奥さんの存在が見ているこちらと作品とを繋いでくれる。
この予算だったからこそ生まれたほどよいチープ感が気に入ってしまった。巨大迷路を作りたくなる衝動に駆られる。
頸動脈から飛び散る紙テープ。
唐突なミノタウロス。
一瞬で終わるデイブ登場のBGM。
急なパペット化。
低予算なミノタウロスの参戦。
特別面白くもない「ワナだ」の天丼。
ダンボール化した左手のチープさ。
「完成させたら大丈夫だ」の根拠のなさ。
椅子を置いただけでおさまる扉の崩壊。
ダンボールブリンちゃんの可愛さ。ハイタッチしたい。
ダンボール衣装の出来を見せるためのシーン。
チープすぎる「さなぎ」
そもそもなんでそういう話になったのだったか。
謎の刀登場で一気にテンポが変わる急展開さ。
明日から真似したい超クールなヒマワリの種の吐き方。
影だけ最高に格好いいチープタウロス。
ホームレスーーーーー！！！！
いや、だからその衝動買いしたという刀はなんなんだ。
と、終始笑いながら一気に鑑賞してしまったので相当好きになってしまったのだと思う。
ちゃんとお片付けシーンで終わるのも素晴らしい。デイブの夢が資源ごみになる瞬間。
ほんで左手戻らへんのかい。
Ⅱに繋げようとすな。ミノタウロスなんなの。
