おしい！アイディアは満点🌟
低予算の副産物か？ダンボールのセットと、それに準ずる設定には関心しっぱなし。
騙し絵で演出したり、血液やら衣装やらを紙でつくったり。限られた中で最大限のことをやってる。幻想的な雰囲気もでてる。
しかしちょっと全体的に弱い。
山もあるし、タイミングも流れも悪くない。なのに、その山がちょっと低すぎてメリハリがない印象。
ストーリーも倦怠期のカップルの再生とか、いかようにもできただろうに、ふんわりしすぎている。出だしとラストで何が変わったのかがいまいちわからない。
結果的に演出が最大のインパクトになってしまってる。
映画というよりインスタレーションを映像化したみたい。惜しい。
ただやっぱり発想力にはかなり捨て難い魅力を感じる作品！
