ただのグロ映画って言っちゃえばそれまでなんだけど、あの中学生の思春期真っ只中ってことを考えるととても美しく感じるよね。動機はそれぞれよ、家族を殺された復讐心、好きな人に振り向いて欲しさから、単純な興味、そんなしょうもないと言える人は立派なんだろうけど、それが大人なんだろうけど、つまらない。感情が高ぶって、どうしていいのかわからない、心を止めることができない、心と心のぶつかり合いが、安っぽい作り物臭い映像だったけど、美しく感じた。
是枝裕和監督の『誰も知らない』の主題歌『宝石』を聴いてからタテタカコの曲を探していたら『道程』に辿り着き、それと同時にこの作品を知りました。バッチリハマってました。
観て良かった。やっとみれた。何とも言えないけど、この作品をみて、どういう感想を持つかによって、本当に仲良くできる人かどうかなんとなくわかる気がする。
