Charleston0519

ミスミソウのCharleston0519のレビュー・感想・評価

ミスミソウ(2017年製作の映画)
2.2
山田杏奈の可愛さは期待通りなんだけれど、幸色のワンルーム含め、ミスミソウもなんだか山田杏奈の印象とは違う作品だと感じた。
なぜそう感じたんだろう。もっと女優として成熟してからの方がよかった気もする。

その点、清水尋也は最高だったな。キャスティング満点。

ストーリーはまぁ仕上がっている感じ。
前半が非常に面白くなかったが、後半にかけて面白くなっていく。

人間、あんなに簡単に死なないと思う。戦闘シーンは全体的にリアリティが足りないと思ったし、笑ってしまうことも多々あった。

ラストに行くに従って、それぞれの思いが表現されてきて面白くなったが、ただただ殺しのシーンが続くストーリーは得るものも少なく、なんとも感じなかった。

赤と白のコントラストがうまく表現されていると思ったが、誰だって思いつくことだし、ラストに出てくるミスミソウの意味も、冒頭から言ってしまってはエンディングが見えてしまう。あれは隠すべきだったと思う。隠しててもラスト見ればわかるし。

中学生ばかりが出てきて、大人はほとんど出てこないところも、学校という閉鎖空間を意識してなのかもしれないが、大人と子供の駆け引きがあった方がドロドロして気味の悪い感じになったのでは?とも思う。

山田杏奈は可愛いのにキワモノの役が多い印象でなんだか心配になる。もっと違う演技を見てみたい。
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