いやぁ面白かった。
救いのないデトロイトを観た後なので、でもこれフィクションだし、ね…と観てる間何度も思った。
世の中は善いことだけをする善人と悪いことだけをする悪人でできているわけではない、てごく当たり前のことなんだけど、良いモンと悪いモンがはっきりしてる方が楽に見られるからマスに支持されやすくて、そういう映像作品が量産されるわけですよね…
というのは愚痴だけど、え、そんなことするの⁉という裏切りがいくつもあって、でももちろん一人の人間の行動として矛盾しているわけではなく、いやホント、人ってそういうもんですよね、と。
ラストシーンも素晴らしい。
もう一回観に行ってパンフ買ってこよう。
各賞総なめでしょうが、脚本賞は特に獲ってもらいたい。
追記。これを観た後だと、どの映画も凡庸に感じてしまう…