krishna

スリー・ビルボードのkrishnaのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.4
皮肉、皮肉、皮肉。
皮肉を突き詰めればコメディになるみたい。哀しくて笑える。
構成や終わり方を観てると一種のロードムービーみたいな感じがする。後味も独特。こんなんを意図的に作れるのはすごいな。
登場人物全てがドメスティック。あまりにも視野狭窄、偏狭。

偏見だが、アメリカ人の8割方はこの登場人物のどれかに当てはまりそう。

ウッディハレルソンは、南部のティピカルで頭の固い白人を演じさせると右に出るものはいないな。

単純なマザコンのracist警官かと思ってたら、ホモのracist警官が南部生活をする苦悩がサブメッセージだと思う。俺は一生懸命隠してマッチョに生活してんだよ!
ABBAでやっとわかったw
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