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スリー・ビルボードのzitaのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.2
2018年上半期映画で間違いなく一つの中心になるであろう作品。「不条理の応酬、負の連鎖」が余りにも続きすぎて、全く笑えない超絶ブラックユーモアがむしろ救いになっている。映画好きから軒並み高評価なのも頷ける程、とにかくストーリーの予想がつかず、息をつかせない俳優の極限の心理描写に揺さぶられ続ける。どうでもいいけど主人公含めちょいちょい「あ、やべ。やっちまった」とドジっ子属性ぶちかましてくるのもまた一興。

『「復讐」とは自分の運命への決着をつけるためにあるッ!』 -エルメェス・コステロ
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