勝五郎

スリー・ビルボードの勝五郎のレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
5.0
激しい怒りと憎しみと…でも愛をグゥーっと感じる映画でした。
その憎しみは犯罪、正義、差別…あらゆるものに向けられるのだけれど、愛もまた形を様々に変えてそそがれていくのね。

うーん、愛…ね、男女のラヴだけじゃない、家族の…職場の…あらゆる愛が溢れていて根っこにある(と思っちゃう)憎しみ・怒り・報復…そんなものを気がつくとおおいかぶせて包み込んでしまっている。

いい映画を観たなぁ…

グーっと怒りと憎しみが増幅されて行く…ところを少しづつだけど愛の言葉と言っていいと思う…強弱はあるんだけど…薄めていくのね。

ラストの会話……(涙)ホント観てね‼️

余談…CLIPSとBLOODSのくだりも興味深かったなぁ。グッと前のめりになっちゃった(笑)。
勝五郎

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