NARITOMO

スリー・ビルボードのNARITOMOのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.5
よし、思いついた!今回作る映画は、娘を殺された母親が地元の警察(署長)の捜査に対して疑問をもってそれを看板広告で訴えて、でもその訴えられている署長も家庭や部下や友人をもち愛されている人物像にして、結局どこにいけばよいかわからない感情の群像劇にして、よし!これで最高に面白い映画になるぞー!
みたいな膨らみ方をして思った通りの面白さにできてしまったのか、たまたまこういうものが作る過程で生み出されてしまったのか、、、まじ監督の頭の中わけわかんないってくらい、この映画の面白さをなぜ映像化出来ているのかわからない。くらいまじで面白いなー。意味わかんないなー。

殺人とか、そんなことが日常に起きた時に、一方的に報道される容疑者とか、そこにも人間の細かな感情や生まれた土地から文化から環境やら沢山要素はあるのに、いつも我々は当事者にならない限りその細かな感情を体感できないことばかりのこの世の中で、映画で一気に体感したようですごく疲れてすごく充実した感情移入時間でした。
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