スリー・ビルボードのseishirowのレビュー・感想・評価

映画の自由度が最高まで発揮されてる作品。見るまでは重そうで敬遠してたけど、見せ方がとても上手で、無駄にストレスを受けることなく鑑賞できた。それにはやはり田舎町という舞台が効いていたのかなと思う。

物語は、娘を惨殺された母親が町外れに看板を出すというもの。それは警察に対するちょっとした意見広告みたいな物だけど、やがて町に大きな感情の渦ができてしまう。

日本で今作るなら、上級国民に妻と幼子を殺された、今署名を集めているあの方が主人公になるのでは。