風来坊

ローグ・ウォリアー 全面戦争の風来坊のレビュー・感想・評価

2.5
AIロボットとの戦争に終止符を打てるという伝説の武器の存在を知った主人公たちは遠い惑星へと旅立つ。未来の地球を舞台に、AIロボットと人類の存亡を懸けた戦いを描くSFアクション。

これは冒頭からB級と分かる雰囲気で、最初からB級映画として製作されたのでしょうね。VFXはチープですが、B級としては頑張っている方です。
わざと映像を明るく白みがからせチープさを誤魔化そうとしていて色々工夫をしている感じは好感が持てます。

こういう女性ファイターみたいな役で主役を演じるには、この女優さんは薹が立ち過ぎていますね…。無理しての若作り感と人工的ないじり感が半端ない…頑張りは評価出来ますがオバサン感は払拭出来ていない。
おっぱいはスゴい!これも人工的な手術の賜物か?本物なら50代らしいので驚き。

終盤にある秘密が明かされるが、その秘密だったらもっと若くて美人であるべきだと思います。とにかく終始にせわしなくバタバタ動いてしている印象で、何を目指しているのかがあんまり頭に入って来ません。
それをして一体何が変わるのかも説明不足で、B級映画としてはごちゃついているのが難点。個人的には簡潔なのがB級の魅力と思っているので…。

終盤今までの雰囲気が一変してちょっとスリラーぽくなるのも唐突過ぎますね。これをやるには主人公がキャラ立ちしていない気がしましたね…。

VFXはB級としては頑張っている方で悪くはないと思います。砂漠地帯のロケーションとかもなかなか良いと思う。
アクションシーンはCG丸出しでチープですけどここでも見せ方に工夫があって少しだけ迫力増しています。風俗ロボットには笑いました(笑)

ショボくてザ・B級と云った感じの映画ですが、低予算B級なりに何とかしようとする気概は感じられました。壮大なお話の割にはやっている事は小さく登場人物も少なく内輪でやっているような印象で評価は低くて当然ですけど、B級に慣れ親しんだ私はなかなか楽しんで観てしまいました。

先に満た「テイキングアース」「ブラッドウォリアー」よりは面白いと思います。ただあくまでもB級映画に耐性ある人向けで、とてもじゃないけど一般の方にはオススメ出来ないです(。-ω-)
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