ようへい

ブリグズビー・ベアのようへいのレビュー・感想・評価

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)
4.8
世界はこのカプセルの中だけだと思って10年以上生活していた。主人公を支えていたのは、教育番組のブリグズビーベアで、それは精神的支柱だった。
監禁から現実世界に急に戻されても、彼はそのベアを通して、現実を見ていった。
そして、クマの物語の続きを描くために映画を作っていった。

現実と非現実の境界線がその主人公を通して見ると、現実って価値観の押し付け見たいのもあるなって強く感じた。
その主人公が持つ非現実が周りに良い色をつけていって、わかり合っていくことに、映画を作っていくことにつながっていった。
そんな素敵な映画でした。
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