想像してた、こちらが欲してた続編とは違ったんだが、大作ならではのしがらみとか利益優先であるはずが作り手主導な所を感じて、映画は自由に作っていいんだなとあらためて。
全体的にゆるゆるでカタルシスもどどーんとは無いが1980年代が舞台なのに今現在の時代の空気も取り入れて荒唐無稽の存在でないワンダーウーマンを描いて野心的。
その分、エンタメ作品としての痛快度は落ちるが、こんなアメコミもアリでしょう。
のほほんアクションもある意味新鮮で、ヴィランもトランプ大統領と言うよりも「ドラえもん」の欲張り過ぎたのび太君みたいなところは殺伐としてなくていい。
ヒーローの重責を描くロマンチックコメディなんでしょう。
