Sohey

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのSoheyのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

アヴァンタイトルが全くアガらない。『カジノ・ロワイヤル』のモノクロ映像や、『スカイフォール』の影からヌッと出てくるボンドなど「ここから始まる!」みたいな高揚感を得られなかった。

“人間”ジェームズ・ボンドが過去を振り返り、どう落とし前をつけるかという物語は理解できるが、終盤の展開も読めてしまい、これまでのクレイグボンドと比べてもアクションも凡庸。悪役サフィンもインパクトに欠ける。

皆さんおっしゃっている通り、アナ・デ・アルマスは最高なんだがドジっ子みたいな設定やめてくれ。あとフェリックス・ライターは割と原作でもこれまでのシリーズでも重要なキャラだったのに、「やったぜ!ジェームズ」ってなんか軽い感じになってたのも気になった。

個人的には前作に続いてクリストフ・ヴァルツ演じるブロフェルドとの戦いをもうちょっと引っ張ってほしかったな。やっとスペクターが復活したわけだし。
007映画としての魅力は正直乏しい。。けど色々言いたくなる楽しい映画でした。ダニエル・クレイグお疲れ様でした。
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