あさ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのあさのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

鑑賞から1日寝かせてみたけど、感想という感想を綴ることができない。公開初日は己の失態で見れず、予定合わせてもらい人と見てしまった。初回なのになんかソワソワしちゃった(?)

1年半遅れたので、まず観れたことが嬉しい。今回はフィービーが製作に携わっていることもあり、お話自体にも期待しつつ。とはいえ、正直結構難しくない?!と思ってしまったのは私がアホだからなのか、冷静に考えたら私Q目当てで見始めたからダニクレ版『スカイフォール』『スペクター』しか見とらんかったやんとか。見よ…。

予告の印象よりもサフィンは大人しく、能面の男と闘うのかと思いきや、のっけから予想外。エンドロール終わるまで何かを期待してしまう。技術の力でどうにかならないの?と思わずにはいられない。
☞書いた後にダニクレさんが過去に現代人は便利ガジェット思考に慣れすぎ、言うてる話を見かけごめんなさいと思う。図星。
延期されたこの映画が現実世界と若干リンクしているのが皮肉。ほんとうに色々予想外。3時間あるけど、割とぎゅ〜と詰め込まれてるんだな。
キャリー監督、『ジェーン・エア』の人か、と思うのと同時に作品数は多くなくともここでダニクレ版のラストメガホン撮るのすげ〜な度胸とも。枯山水、建築、随所に和を感じて不思議な気持ちであった。

なんかもう、言うのもアレだけど、今回すごい、Qが。ファンサでしょうか…。こんなに色んな面見させていただいて良かったんでしょうか。ネコチヤンになりたいし、招かれたいし、パジャマになりたいし、ティーカップが可愛すぎる。グミまで食べちゃって…何?パワーパフガールズの材料?感想を綴れない理由の一つが、完全に頭がQを吸うことで十分な多幸感を覚えてしまったこと。すまん…でも絶対わかってやってる…。

出番短かったけど、パロマかっこよかったな…。ノーミの存在も。ダニクレさんがボンドはミソジニストだ、と言っていたような、まだじっくり読めていないパンフにもそのような提言があったけれど。ボンドはボンドのまま、だけどしっかり世の中が反映されている007の世界。何もかも一新するのではなく、「これは今は違うよね」と気づく余地を残しながらもオリジナルを生かしているからボンドはボンドであり続けられるのかななんて。今後がどうなっていくのか楽しみ。でも寂しい…やっぱり寂しいんだよお。カジノロワイヤル見てないので、そんなことを言う資格はない。とりあえず見ます…。
あさ

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