ヘビメタおやじ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

4.0
1881本目。ついにダニエル・クレイグ版ボンドの最後です。以前のシリーズにない人間味とシリアスさを強調した重厚なシリーズでした。時代を反映してか、ボンドの色男ぶりは鳴りをひそめ、家庭人ボンドが垣間見えます。シリアスなストーリーでも、アクションとガジェットは大サービスです。そして、もう一人の00エージェントとの絡みは楽しめました。しかし、ボンド全シリーズ中、この事実で終わる、唯一のエンディングはさすがにショックでした。私の中のボンドは、やはりにやけた優男なので、次のシリーズではにやけ顔で戻ってきてほしいです。クレイグさん、お疲れ様でした。