かっこ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのかっこのレビュー・感想・評価

3.0
久々にIMAXで。
世界のトヨタ、ランクル最強!ブラウンのプラドかっこいい。
自分はダニエル・クレイグ版007を復習してから鑑賞。
やはり、せめて前作『スペクター』くらいは観てからの方が話が入ってきやすい。
しかし『スペクター』はその前の3作と話が繋がってるので、結局『カジノ・ロワイヤル』から全て観たほうがいいですね…。

ドラマ強め。007が家族を守るために戦うってのは新しい。土下座。
派手なシーンもたくさんあるけど、アクションは少なめに感じた。
そんなアクションも、これまでのリアリティ強めなダニエル・クレイグ・ボンドを否定するかのような無双っぷり。
これぞ007!となるのか、うーん?となるのか、自分はシリーズ追っかけてるわけではないのでなんとも言えませんが、どちらかというと後者。
映像の美しさは前2作に及ばずかな。
表現しづらいけど、広がりやスケールを感じる映像が少なく、狭苦しく感じる場面が多かった気がします。
ラストは締めにふさわしい終わり方だと思いました。

展開はあまり好きじゃない。
前作で華々しく正体を現したスペクターの扱いは雑だし、
いざ現れるサフィンも…ボンドの鏡像的なヴィランが3人続くと流石にくどく感じます。
さらにサフィンのとる手段が「見えない脅威」なおかげで、ボンド側もほんとに内輪だけで戦わざるを得ず、展開全体がスケール小さく見えた。
極めつけ、これは展開じゃないけど、終盤のみんなの顔をどアップで映すのが安っぽく感じて白けてしまった。
最後のダニエル・クレイグのどアップは感動的でしたけどね。

最終的な好みは
スカイフォール>カジノ・ロワイヤル>スペクター>ノー・タイム・トゥ・ダイ>慰めの報酬
となりました。
かっこ

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