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ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で/ネリー 世界と寝た女のKUBOのレビュー・感想・評価

3.6
高級娼婦から、小説家に転身して話題を呼んだネリー・アルカンの実話に基づく作品。

美しい。主演のアイリーン・マッケイももちろん美しいが、実物のネリー・アルカンが女優以上に美しいかも。

仕事としてセックスをしているというより、セックス依存症に近かったのだろうか? それしか人間関係の作り方を知らなかったのだろうか? どんな男でも自分の美しさにひれ伏すと思い込んでいる。

そのネリー・アルカンが自らの体験を元に書いた小説が大ヒットし、彼女の生活は一変する。

小説を執筆するシーンと、描かれる性生活のシーンとが交互に編集され、どこまでがリアルで、どこからが創作なのかわからない混沌とした世界が続く。

そして文化人として華々しい生活を送りながらも、彼女は心を病んで追い込まれていく…

いちおうR-15指定ではあるが、セックスシーンはそれほど激しくはない。これだけのテーマならもっとハードにやってもらいたかったかな?

謎多き美女の人生を描いた本作。男女問わず見て損はありません。
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