このレビューはネタバレを含みます
ワイルドさとは無縁の世界に生きてきた自分の様な軟弱モヤシ人間からしたら下手なホラー映画より恐ろしい💦💦
全身刺青の強面、筋肉ムキムキおじさんsが体育館の様な場所でひしめき合うシーンは恐怖でしかない。あんな場所で一晩たりとも過ごしたくない。
(不幸にもターゲットになった黒人受刑囚に合掌…💀)
うん、刑務所なんか行かないで済むよう真っ当に生きよう、
と改めて思ったのであります…😅
個人的にツボったのはジェフリー・ドノバン。この人、ボーダーラインでも思ったがヤバい役やらせたらかなりの物やと思う。
犯罪者を束ねる親分ながら漂う知性的な雰囲気がヤバさ更に10倍!(当社比)
どうも、バーンノーティスでの三枚目っぷりのイメージ(声:粟田貫一)が強いのだがあんな愛嬌も微塵もない。
最後に笑ったのはもう10年前ですと言わんばかりの冷徹っぷりがもう…
特に暴動を起こした後、砂で血を拭くシーンが狡猾さを際立だたせていますな…💦💦
主人公もいい役を演じている。
最初に出所した受刑者とサラリーマン時代が似ても似つかないのだが、髪の毛が伸びてオールバックにし始める頃にはバッチリ悪党。
ここら辺の変化も見どころ。
犯罪者を扱った作品は数多くあるが雰囲気のヤバさっぷりはかなり上位のもの。
いちいちキャラが立つ出演者たちの濃い演技がなんとも堪らない💦💦
そして、平和な世界で生きてこれた幸運に感謝。
本気でそう思わされる作品やった😅😅